こひつじひろば  2002年度3号




どろんこ遊び
小さな水たまりでもあれば、ばしゃと足を入れたくなるのが子どもです。お母さんはあとのことを考えて、いつも制約付きのどろんこ遊びになるのでしょうか。

園のどろんこ遊びは違うのです。砂場にバケツでせっせと水を運び、あっという間に砂場は池に化します。お互いに顔まで泥のハネをつけて、にっこり! まさにしばしの楽園です。

お菓子作り――あか組
お誕生会のためのバナナケーキ作りは、「僕もー」「私もー」とやる気満々のあか組さん。バナナを7本つぶすのも、みんなで少しずつ力を合わせて、ちょうどいい具合になりました。あとは「1、2、3……10」と数えながら材料を混ぜ、最後のホットケーキミックスを加えると、「だんだん重くなってきたよ」と発見。「本当だ、重いな」と実感。焼き始めると、部屋中甘い香りでいっぱい。楽しみに待っていた味見タイムはいちばん幸せなときでした。自分たちで作ったケーキだからこそ、味は最高だったようです。

プール――き組
さぁいよいよ夏です! 夏といえばプール。6月11日、幼稚園ではみんなで協力して、園庭に大きなプールを出しました。水着も持ってきたし、あとはお日様を待つだけ……。しかし、さすがは梅雨。なかなかいい天気にはなりません。やっとのことで初めて入れたのは、10日後のことでした。6月21日、太陽の光が水面に反射して、子どもたちのまぶしい笑顔がいつもに増して輝いて見えました。

製作帳――みどり組
き・あか組のときには考えられないことですが、みどり組になるとなぜかできてしまうことの一つが製作帳です。き・あか組のときには、先生が考えてくれた製作帳をしていましたが、みどり組になると、それを全部自分でやらなければいけません。なので、絵本もボーッと聞いていられません。聞きながら、どのページを描くのか決めるのです。最初は「難しい」「描けるかなー」と言っていた子どもたちですが、どれもとってもかわいくでき上がって、毎月楽しく描いています。そして、子供たちの個性がいっぱい見える、素敵な製作帳を見るのがとても楽しみな先生です。





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