こひつじひろば  2003年度6号
=お泊り会編=




お と ま り か い

22日
大きな荷物とドキドキワクワクそれぞれの思いを持って、お泊まり会がスタートしました。

礼拝 ・ おやつ ・ 話し合い

おかいもの
降ったり止んだりの雨のため、バス&車でヤオマサへ。いつも乗れないバスに乗ることができて「ラッキー!」

夕食のぎょうざの材料や朝食のパンやジュース。必要なものはすべてそろいました。

夕食準備
いつもお食事を作ってくれるお母さんはいません。これから、おにぎり、ぎょうざを自分たちで作るのです。湯飲み茶碗に少しのお塩とご飯を入れて、もう一つの湯飲み茶碗と合わせたら思いっきり振り、開けてみると、コロコロのきれいなおにぎり完成。

ぎょうざ作り
ぎょうざの具を皮の真ん中に入れて、皮の周りにお水を軽く指でつけて半分に折ったら、本日のメインディッシュのでき上がり。「かんた〜ん。上手でしょ」ととにかく早く作ってしまう子。ひだを入れて丁寧に作る子。お友達に作り方を教えてあげる子。それぞれとっても楽しく作りました。

夕食
自分たちで作った夕食はおいしくて、おなかもいっぱい。それでもデザートのかき氷はちゃんとおなかに入っちゃいマス。

いざ探検!
それぞれ自分の持ってきた懐中電灯を手に土手を一周。「これはなんだ?」と周りのものを懐中電灯で照らしながら歩くのは最高でした。

きもだめし
仙了川の橋に着くと、そこから少し下っていった先の草むらに大輔先生が隠れています。暗い道を進んで先生にタッチして戻ってくるというきもだめしです。やっぱりドキドキなのです。勇気を出して出発! 一人また一人と挑戦していきました。戻ってくると、 「ぜ〜んぜん怖くなかった」と自信満々。「もう一回やりた〜い」ととっても楽しかったようです。

花火
お天気も守られ、花火もばっちりできました。打ち上げ花火も「きれ〜い!」と大満足で見ました。

園に戻って、シャワーを浴びてさっぱり
パジャマに着替え、大好きなぬいぐるみとお友達と一緒に眠ります。

お休み前に……
暗くて静かな夜がやって来ました。ロウソクの灯の下で“スヌークさん一家”の楽しいお話を聞きました。その後、心を静かに、今日一日守ってくださった神様に感謝のお祈りをしました。

そして おやすみなさい
あっという間に眠ってしまう子。目をつむったままでなかなか眠れない子は、先生たちに背中をトントンとしてもらうと、いつの間にかスヤスヤ。どんな夢を見ているのでしょう。

夜中は……くるくる横になったり、コロコロと足元に転がっていたり、上へ上へと移動して布団から頭がはみ出したり。「ズーズー」「スース−」「クックックッ」など、意外とにぎやかでもありました。


23日
時計は6時30分なのですが、まだまだすやすやと眠っています。涼しくてよく眠れたようです。

「おはよう!」と声をかけると、どの子もすっきりとした顔で起き出しました。“おとまりができた”と実感できた瞬間だったことでしょう。

朝食準備 ・ 朝食 ・ 自由活動
礼拝
さようなら



すごく楽しみでちょっと心配なお泊まり会は無事に終わりました。「おうちに帰りたい」「お母さんに会いたくなっちゃった」と不安になって泣くこともありませんでした。昨年の今ごろからは考えられません。まずみんなでお泊まりしようとする気持ちと勇気が持てたことが大きな成長です。そして、多かれ少なかれ心の中に不安を持ちながらもがんばってやり遂げたことは、子どもたち一人一人の自信となったことでしょう。この自身がまた新たなことにチャレンジしていく力となっていくことと信じています。そして、大好きな仲間と楽しくて特別なときを過ごせたこの大きな経験は、よい思い出となることでしょう。

たけしくんは、熱のため、残念ながら参加できませんでした。でも、今までともに準備し、お泊まりしようとしてきた気持ちは同じです。大島にはみんな一緒に行けますようお祈りしたいと思います。





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