こひつじひろば  2003年度9号




いきいきと ――うれしいね――
「昔、ユダヤの人々は 神様からのお約束 尊い方のお生まれを うれしく待っておりました」と子どもたちと歌う賛美歌があります。ユダヤの人々が尊い方(イエス様)のお生まれを何百年も待っていたと、歌は続きます。教会では、11月30日からアドベント(待降節)に入り、毎週ろうそくを1本ずつ増やしてともし、昔の方々が救い主のお生まれを待ち望んだように、クリスマスを待っています。4本ろうそくをともしたときがクリスマスになります。

園の保育室もクリスマス色で飾られ、子どもたちとクリスマスをうれしく祝う備えをしています。16日の賛美礼拝・祝会は、毎年感動します。特にみどり組の子供たちが中心になる全園児のページェントは、こひつじならではのすてきなページェントです。

各クラスの出し物も感動します。特にみどり組のハンドベルは、胸詰まる思いで聴き入ってしまいます。き組の合奏もお友達と一緒に楽しむようすが感じられますし、あか組はそれぞれが楽しんで演じていて、そのかわいらしさは、あか組でなければ見ることのできない楽しいときです。皆でクリスマスをうれしく待って備えています。

なかよしランチ
今回のなかよしランチでは、みんなでホットドッグを作りました。あらかじめ切れ目の入ったロールパンにウィンナーをはさみ、それを焦げてしまわないようにアルミ箔で包み、最後に牛乳パックに入れれば準備完了です。パンの入った牛乳パックをテラスに持っていき、先生が火をつけると、子供たちは大声を上げて視線が釘付けに……。そして牛乳パックが燃え尽きれば、いよいよ完成です!! 結構黒くなってしまった子もいましたが、温かくておいしいホットドッグをみんなで楽しくいただくことができました。

ペーパーウェイト作り
ペレという男の子が羊を育て、毛をかり、服を作るという絵本を読み、みどり組では服はできませんが、原毛を使って工作を楽しみました。まず石に自分の好きな色の羊毛を3色ふんわりふんわり巻きつけます。ぬるま湯のせっけん水の中にそーっと浸して小さな手のひらに載せて優しくなでていきます。しばらくすると、「固くなってきた!」と感触でフェルト化されたのがわかるのです。少し石鹸をつけてなでるのはすごく気持ちがよく、穏やかな気分になりました。

雨でも楽しいな
11月10日(雨)。予定していたピクニックは延期となりました。でも、子どもたちは「今日はピクニックごっこだあ!」と喜んでいて、がっくりしている子はいません。そうです。子どもたちはピクニックと同じくらいピクニックごっこが好きなんです。ちゃんとランドセルと水筒を持ち出発します。階段があったり、積み木の一本橋があったり、滑り台があったり、ほかに、輪っかやいすのトンネルがあるときもあり、子どもたちはそれらをとても喜び、楽しみながら歩くのです。そして、そのあとはお弁当、おやつタイムです。滑り台の中に入って食べたり、積み木を机にして食べたり、雨の日でしたが、とーっても楽しんだ子どもたちでした。





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