こひつじひろば  2003年度11号




卒園旅行 大島


出発
1月30日(金)、大きなリュックサックを背負った子どもたちが小田原駅に集合しました。

小田原駅――(電車) 熱海駅――(タクシー) 熱海港――(高速船シーガル)(大島)元町港

お買い物 〜一人500yenのおこづかいでおみやげを買いました〜
「これが楽しみだったんだよね〜」とおさいふを首からさげておみやげやさんへ。「これは買える?」「あと何yenかな?」「おかあさんとおとうさんとおにいちゃんと自分のおじいちゃんのが買えない。どうすればいい?」「もうこれだけでいい」

500円になるまで、こっちをやめてそっちにしたり、あっちをやめてこっちにしたり、全員分が買えないと悩んだりしながらも、とっても楽しく、意外とスピーディーにお買い物ができました。

三原山
泉の家の古谷先生にお迎えに来ていただき、バスで三原山に連れていってもらいました。ビニール袋を持って、気に入った溶岩を拾いました。持って帰ることはできませんでしたが、大きな溶岩もありました。

温泉
あたたか〜い温泉にみんなで一緒に入りました。辺りはすっかり暗くなり、露天風呂では星がキラキラ見えて、とってもきれいで気持ちがよかったです。

泉の家
温泉を出ると、いよいよ今日みんなで泊まる泉の家へ。「お腹すいたぁ〜」「早くホテル(?!)に着かないかなぁ」と言いながらバスに乗り、泉の家に到着しました。

泉の家では古谷先生の奥様が夕食を作って待っていてくださいました。

とてもおいしいお食事で、お腹いっぱいいただきました。

きもだめし
夏のお泊まり会の時から、大島に行ったらきもだめしをするんだと楽しみにしてきました。例年同様、泉の家の宿泊する建物の周りを1周するのですが、外灯のない建物は、お部屋の電気を消すと真っ暗。意気込んでいた子どもたちも、「やっぱり二人でやろうかな」と、いつの間にか自然に二人組になっているのです。

「一人でやる勇気のある人!」すると、一人二人。「○○くんがやったなら、ぼくも」「私も」と挑戦するようになりました。勇気を出して1周回ると、自信にあふれ、「もう1回やりたーい」に変わりました。お部屋に戻り、勇気を出してがんばったしるしのご褒美をもらうと、とってもうれしそうでした。

きもだめしの後は、お部屋の中でトランプ、カルタで遊びました。

おやすみなさーい
お祈りして、1枚のお布団に二人ずつで眠りました。

そして……

暗い夜が明け、みんな元気に起きられました。洗面を済ませると、朝の礼拝をしました。目には見えないけれど神様が一緒にいて、眠っている間も守り、いつでも一緒にいてくださることを一人一人と感謝しました。

礼拝の後、泉の家の展望台(?!)に上りました。曇り空でしたが、雲の間に朝日を見ることができ、海もとってもきれいに見えました。

朝食
焼きたてのウインナーロール、クラムチャウダースープ、サラダ、古谷先生のお手製のホットケーキ、大島牛乳。どれもおいしいものばかり。その中でも一番人気はホットケーキ。特別に“ミッキーマウス”の形のホットケーキを焼いてくださり、「上手!!」とみんな大喜びでした。

泉の家を出発
ここでお別れの古谷先生の奥様に「ありがとう」「お食事おいしかったよ」とお礼をして、泉の家を出発。

大島公園
泉の家を一歩出ると、大島公園内なのです。つばきややしの大きな木がたくさんあり、いつも見ている風景とはちょっと違います。「すごいね〜。外国みたい」「何の木なの。大きいね」と楽しみながら動物園に向かいました。

途中にとっても海が見える芝生の公園があり、ちょっとだけ立ち寄りました。「ワ〜!!」と一斉に海のほうへ走る子供たちでした。

動物園
楽しみながら歩いていくと、待っていた動物園に着きました。まずはリスがお出迎え。あまりのうれしさに「おいで!!」「おいで!!」と言うもので、リスもびっくり。それ以降、姿を見せてはくれませんでした。

オウム、ラクダ、ロバ、ヤギ、羊、サル……。たくさんの動物を見ることができました。

大島公園のいいところは、放し飼いにされている動物に会えること。歩いていくと、くじゃく、七面鳥、キョンが近づいてきました。そして、みんなでひまわりの種をあげました。

食べてくれると「あ! 食べた!!」と大感動でした。

驚いたのはゾウガメの大きさ。「すごーい!!」「なんか大きくて怖いよ」「すげぇ〜。恐竜みたいだ」と大喜び。そして、グループごとにゾウガメと一緒に写真を撮りました。ところが、ゾウガメの元気なこと。「先に進んで行っちゃうから早く並んで〜!!」

動物を見た後、楽しみなおやつタイム。お友だちや先生とおやつ交換をしたりしておいしくいただき、動物園を出発し、元町港(大島)まで古谷先生にバスで送っていただきました。

   
帰りのシーガルの中で、用意していただいたサケおにぎり、ミートボールとブロッコリーのおべんとうを食べました。そして無事に熱海港に着きました。

熱海に着くと、子どもたちの心のホッとしたような思いが伝わってきました。タクシーの中では、「もっと大島にいたかったね」「1日じゃ少ない」「ぼくは100回くらい泊まりたかったよ」「あーあ。ずーっといたかったな」と話が盛り上がっていました。

   
みーんなとっても楽しみにしていた大島旅行でしたが、口には出さなくても、だれもが心のどこかに心配なこと、初めての経験の不安、緊張があったことでしょう。一つ一つのプログラムを、「終わった、楽しかった」「終わった、できた」と経験していきました。今まで共に過ごしてきた大好きな仲間たちと一緒だったからこそ楽しかったのだと思います。無事に帰ってきた今、子どもたちの心に大きな自信と楽しい思い出となって残っていくことと信じています。

今回は、シーガルの欠航という予想していないことが起こり、延期することになりましたが、二日間、お天気にも恵まれ、波も穏やかで、予定どおりに行なうことができました。共にいて、最善に導いてくださった神様を信じて感謝します。

また、体調が悪く、3人の子どもたちが参加できなかったことは残念でした。皆が味わうことのない思いをし、我慢をして待っていたこの3人のお友だちに、特別に神様の祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。

卒園までのわずかなときが思い出に残る楽しい歩みとなることを願っています。





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