こひつじひろば  2004年度1号




――心をすませて―― 2004年度キ保連テーマ
 不安を掻き立てるニュースが日々報道される昨今だからこそ、神様を見上げて、心をすませて、聞くべきことに耳を傾け、祈りながら、できることを一つずつ行ないたいです。
 日常の保育の中で、礼拝の時間を大切にし、祈りをもって神様に心を向け、人間関係の基礎となる言葉を大切にし、子どもの語りかけに心を寄せ、信頼関係を早く築き、絵本の読み聞かせや聖書のお話を大切にして心の深みにまで届き、愛させていることを知らせていきたいです。

共に……  〜みどり組〜
 あこがれの緑色のバッチを胸に輝かせ、いよいよ14人のみどり組がスタートです。たたかいごっこが好きな子、お絵かきや折り紙が好きな子と、まさに14人14色の中で、私はその14色を大事にしつつ、外遊びを通して、健康で丈夫な体、協調性などをはぐくんでいかなければな、と思っています。自分は先生という立場ではありますが、時にはお母さんたちのように子どもをギュッと抱きしめ、またあるときには友達のように親しくかかわって、共に楽しみ、共に苦しみ、共に成長していきたいと思っています。1年間、どうぞよろしくお願いします。

よりそって  〜き組〜
 11名の進級、6名の新入園の子どもたちの17名で、新年度のき組がスタートします。新入の子どもたちにとっては、初めてお母さんから離れ、一人で園生活をすることに、期待とともに不安もいっぱいでしょう。進級の子どもたちは、赤から黄色のバッチに変わり、一つ大きくなったことを喜んで登園してくるでしょう。中には、今までとはお部屋も担任も変わり、違った雰囲気で戸惑いもあるかもしれません。1日も早く園で安心して過ごせることを願いつつ、一人一人の気持ちを大切に受け止めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ゆっくり、ゆっくり  〜あか組〜
 まだまだかわいいという言葉がぴったりのあか組さん15名を迎え、どんな1年になっていくのか、とても楽しみな私です。子どもたちの中には、もちろん来るのを嫌がる子もいると思います。そんな気持ちを受け止めながら、早く幼稚園が好きになるよう、一緒に過ごしていかれたらいいなと思います。心配で心配でいろいろ聞きたくなってしまうお母さんもいるかもしれません。でも、まず帰ったら抱きしめてあげてください。そして、励ましてあげてください。必ず成長していきますので、あせらず、一緒に、ゆっくり、ゆっくり成長を見ていきましょう。1年間、よろしくお願いいたします。





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