こひつじひろば  2008年度5号

おとまりかい編




 夏の青い空に入道雲がもくもく。夏休みを前に、子供たちの気持ちも入道雲のように大きく膨らんでいますね。この夏休み、みどり組さんにとって最大のイベントと言えば「お泊まり会」。夕飯のメニューからおやつまで自分たちで計画し、家族と離れて過ごす2日間です。期待と不安な気持ちを大きな荷物に一緒に詰め込んで、お泊まり会の日を迎えました。

礼拝
 礼拝では「な〜んでも知ってるイエス様、すぐに助けてくれる♪」と「いっしょにうたおう」を賛美しました。
「目には見えなくても神様が守ってくださる。」さちえ先生のお話に真剣に耳を傾ける子供たち。

おかいもの
 あかあおむらさきみどりの4グループに分かれてヤオマサでお買い物。「お母さんと来たことある! 任せて」と張り切る女の子たち。「重くないよ。持ってやる!」とお友達の分も荷物を持ってくれる頼もしい男の子たち。おいしいご飯を作るため、みんな一生懸命に材料を探し回ります。にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、お肉、カレーのルー(甘口)……。うん、全部買えたね。

カレー作り
 さあ、夕食作り! 本日のメニューはあま〜いカレー。おいしく作るコツはみんなで力を合わせること。まずは野菜の皮むきです。初めての子も、先生と一緒に頑張ります。そして、玉ねぎのみじん切りは……。あれあれ? なんでみんな逃げちゃうの?
 おっかなびっくり包丁を持って、野菜を切るのに挑戦です。目が痛くならないように工夫する子、上手に細かく切れる子、何度も先生のお手伝いをしてくれる子、みんなが力を合わせてがんばります。台所からもいいにおいがしてきました。。

夕食
 席は、グループ代表の子がじゃんけんをして決めました。みんなで食べる手作りカレーの味は絶品。嫌いなはずなのにぺろりと食べちゃう子や4回もお代わりをした食いしん坊な子もいたほどです。

探検
 おなかもいっぱいになったところで、いよいよお楽しみの夜の探検に出発です。懐中電灯を持ち、仙了川の土手1周コースを歩きます。
 あたりはだんだん暗闇に……。でもお友達と一緒なら怖くない! 「これは何だ! ○○君の足跡か」なんて楽しんで探検です。肝試しは原っぱの横の小道を一人で歩いて、隠れているだいすけ先生にタッチして帰ってくるコース。友達の励ましを受けて、全員一人で行くことができました。

花火
 最後のお楽しみは花火。赤や黄色の花火にススキ花火、スパーク花火。最後の締めには噴き上げ花火。「きゃー! きれい!」と歓声を上げて喜ぶ子供たち。

おやすみなさい……
 さて、そろそろ寝る準備。実は先生たちの更衣室が秘密のシャワールームだったのです。みんな裸になって、先生に体を洗ってもらいます。そして大好きなお人形と大好きのお友達と一緒にお布団に入ってお祈り。
 「今日一日ありがとうございます。寝る時も守ってください。アーメン。」
おやすみなさい

おはよう!
 2日目の朝を迎えました。お泊まり達成の瞬間です。まだ薄暗いうちから目を覚ましてしまう子、友達の寝顔をのぞいて、「かわいい」なんて言っている子、どの子も明るい笑顔です。
 朝の支度や布団の片付けもみんなで協力して済ませ、朝ごはんの準備です。きゅうりをスライスしたりミニトマトを収穫したりしました。

朝ごはん
 朝ごはんは外にテーブルを出して食べました。メニューは、ジャムパン、ウインナー、キュウリに、とれたてのミニトマト

さようなら
 ご飯のあとは自由活動と荷物整理。炎天下でも元気いっぱいにサッカーや砂遊びをしていました。
 そして最後のプログラムとなる礼拝。2日間守っていただいたことを神様に感謝しました。頑張ったご褒美のペンダントを先生にもらい、それぞれお母さんのもとに帰って行った子供たち。その背中は、昨日よりも一回り大きくなったように感じました。



 あっという間の2日間でした。しかし、その2日間で子供たちはかけがえのない宝物を見つけることができたことと思います。不安な気持ちもぐっと我慢して乗り越え、時々寂しくなるお友達の手を取って励まし、初めての経験にも挑戦し、たくさんの思い出とともに大きな自信を得て成長できたことをお家でも受け止めて喜んであげてください。
 今回参加できなかったお友達も、次の大島旅行には一緒に行かれるようお祈りしたいと思います。
 最後に、子供たちを励まして送り出してくださったおうちの皆様、どうもありがとうございました。





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