こひつじひろば  2011年度6号




年間テーマ: 信じる――見えないものに目を注ぐ――
〜考える〜

残暑も収まり、急ぎ足で近づく秋がだいぶ感じられるようになりました。ほっとしてプレイデイに備えることができます。今年は絵本『おばあさんのひっこし』をテーマに展開しますが、なかでも子供たちが一番ハッスルするのは障害物リレーです。ピンク組とあか組の子供たちが最初に走ります。コツがつかめない中でも子供たちなりに工夫して頑張ります。き組は一つハードルが上がった競技になりますが、走る前から考えて考えて走っているのがわかります。みどり組はさらにハードルが上がりますが、みどり組ともなると、いかに速く走れるか、遅れを取り戻せるか、相手チームの残りの人数を気にしているようすもあり、年齢差を感じながら楽しんでしまいます。


憧れの太鼓

今年のプレイデイは例年より2週間遅くなり、過ごしやすい天候の中で練習が始まりました。過ごしやすいとは言っても、やはりベルトをして重い太鼓を持って演奏するのですから、終わりごろには「暑い、暑い!」とヘトヘトの子供たちです。すごい子は汗でTシャツにベルトの跡がくっきり残っていたりします。

暑さと疲れとの戦いですが、子供たちは「もういやだ〜」など一度も言わずに頑張ってきました。憧れの太鼓を演奏できること、ごほうびのカルピスがあること、そして、あか組さんやき組さんの応援と尊敬のまなざしがあることなど、たくさんのことで励まされていたのでしょう。

当日はそんな子供たちの活躍が楽しみですね。


なかよしランチ

9月のなかよしランチは、具のせそうめんをみんなで食べました。きゅうりをスライサーで切ったり、カニかまを細く裂いたり、そうめんにのせる具も子供たちみんなで作りました。作ることは楽しくて、みんなニコニコしていました。

お祈りして「いただきます」をすると、間もなく「おかわりー!」という声が聞こえました。「おいしい!」と笑顔で言いながら、何回もおかわりする子供たち。「これ、私がちぎったんだよ」とカニかまを指して得意顔の子供もいました。こひつじ学園のみんなで食べたそうめんはとってもおいしいランチになりました。


虫探し

9月のある日、それぞれ好きな絵を描いた虫かごを作りました。次の日、自分の虫かごを大切に持って、わくわくしながら原っぱに向かいました。原っぱには、バッタ、コオロギ、チョウチョ、トンボと秋の虫がたくさんいました。

コオロギを追いかけてもなかなか捕まえることができませんが、コオロギを見つけては「捕まえられるよ」と一生懸命追いかけたり、「私はチョウチョがいい」とチョウチョだけと決めて探したり、大きなショウリョウバッタを見つけて大喜びしたり、みんなニコニコ顔で原っぱを駆け回って過ごしました。

ついにみんなのかごに虫が入りました。園に戻ると、草をちぎってかごに入れ、「虫のごはんなの」と教えてくれました。自分たちなりに考えて虫を大切にする姿がかわいかったです。






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