3学期も3月だけという時期になると、心もからだも、ひとまわりもふたまわりも大きくなって、たくましさを感じるこのごろです。 先日も礼拝で、「皆大きくなって、いろいろできるようになったね。弱い心も強くしていただいたし、優しい心もたくさんいただいたし、神様に感謝しなければね」と話をすると、大きくうなずく子どもたちです。子どもたちなりに自分の成長を感じているようです。 「いろいろできるようになったことはすばらしいことだけれど、人間が大事にしなければならないことは?」と聞くと、「こ・こ・ろ」と返ってきます。その心は神様からいただくものだということも承知している子どもたちです。 たくさんのみことばも覚えました。理解できるようになったときに覚えていたみことばを思い出し、その意味することが理解できたときの喜びはどんなものかと思うだけでも、私までドキドキしてしまいます。 今、更なるジャンプに備えてしっかり力を蓄え、一段一段確実なジャンプをして、豊かな心の優しい子どもになってほしいと願っています。 |
だれもが知っているお菓子、ポップコーン。そのポップコーン作りにあか組さんたちが挑戦しました。今回の作り方は、火も鍋も使わず、ポップコーンの原料となる豆を一粒一粒封筒に入れ、そこにバターと塩を加えれば準備完了。その封筒を電子レンジ(強)で2分弱温めれば、あっという間にできあがりです。レンジの中でポンポンポンとコーンが弾け、封筒が膨らんでいくようすを、互いに顔をくっつけ、押すな押すなと必死に覗き込んでいた子どもたちの姿がなんともかわいく、印象的でした。たくさん用意していたお代わり分も、当日はあっという間になくなってしまう人気ぶりでした。 |
2月は、お茶会、観劇、夕食会と、みどり組だけの特別な活動が続き、慣れ親しんでいる仲間と一つ一つ一緒にできることがとーっても楽しく、心に残る歩みとなったように思います。そしてもうすぐ卒園を迎える子どもたち。き・あかさんや新入園のお友達のために何かできたらと、プランターにお花を植えることにしました。ちょうど寄付していただいたお花が届くと、「先生ー! お花がきたよ」と大喜びで何人もの子どもたちが教えてくれました。プランターの土をやわらかく混ぜた後、シャベルで土を掘り、一人一鉢のお花を大切に植えました。植えられた五つのプランターを並べると、「わーっ! きれい」と大満足でした。 |
き組さんももうすぐ終わりで、最後にみんなで何をしたらいいのかなと思ったときに思いついたのが、“みんなとやりたいこと”でした。一人一人に何をやりたいのかを聞いていくと、たくさんのことが出てきました。その中にはそれぞれ普段遊ばないものもあったと思います。でも、一人の子が決めたことで、他の子もとても喜んで、次は何をやるのかと、みんなが楽しんでいます。遊んだら、その遊びを決めた子がはなまる(お花の)シールを貼っていきます。それもまた楽しみな子どもたち。き組さんでの活動最後の3月も、この続きをみんなで楽しみたいと思います。 |