園の生活の流れもわかり、少しずつ楽しさを見つけられるようになってきました。でも、まだお母さんが恋しくなってしまう子どももあったりします。寂しくなってしまっている子どもがいると、今までは先生に「泣いているよ」と教えてくれただけでしたが、そばに行って自分のハンカチを出して優しく涙をふいてくれたり、優しく寄り添って手をつないでくれたりします。泣いている子どもも周りの子どもたちに助けられて自分の居場所を見つけ、落ち着いていく姿を見ます。 いただいた青虫君もさなぎになりました。蝶になる日を楽しみに毎日のぞきこんでいたり、てんとう虫の幼虫を見つけられたりして、生き物への関心も盛り上がっています。 どろんこ遊びも今年は3回もできました。裸足になれない子ども、少しでも泥水や泥が跳ねたりするとすぐ手足を洗いたくなってしまう子どもたちも、楽しく遊ぶ子どもたちに引き込まれて、遊べるようになってきました。泥ケーキを作ったり、硬い泥団子の作り方を習得して、フェンスのところに並べて、ちょうど通りかかった大工さんに声をかけて泥団子屋さんになっていたり、山や川を作ったり、どろんこの楽しさを見つけていました。 生活の中で、「見つけた」という喜びの経験をたくさん持ってほしいです。 |
今年も太鼓の練習が始まりました。音楽のりか先生が太鼓を出して、「重いよ、大丈夫?」と聞くと、みどり組のみんなは「平気ー!」と自信満々でした。最初は、大・中・小の太鼓から自分の太鼓を決めますが、やはりたった一つの大太鼓は人気です。仲良くジャンケンをして決めることができ、さっそく練習をしました。 お部屋の中でピアノに合わせて太鼓をたたいたり、合図でポーズを決めたりと、リズムを感じ取り上手に太鼓をたたくみどり組さん。ベルトをつけて太鼓を装着し、外で太鼓をたたく子どもたちはとっても様になっていました。プレイデイではどんな演奏を聞かせてくれるのか、本当に楽しみです。 |
「お誕生会のお菓子」と言えば、ケーキにクッキー、ゼリーといったメニューがすぐに思い浮かぶかと思いますが、今回はそれら定番メニューからは少し外れ、あえて裏をかいて「きなこだま」作りに挑戦しました。 材料はきなことみずあめのみ。作り方もとっても簡単で、下準備の段階から最後の盛り付け(といっても、お皿に置くだけですが……)まで、すべて子どもたちと一緒に取り組むことができました。 大きなきなこの玉を切って手で丸め、ひと口サイズの玉にする作業では、「どろんこ遊び」で泥団子を作るかのように、だれもがニコニコと楽しそうに丸めていました。手、スモック、そして部屋中がきなこだらけになったのはもちろんのこと、なぜか顔中きなこだらけの子もいたりと、見事なまでにきなこまみれになっていた子どもたちでした。 きなこは体にいいと言います。子どもからお年寄りまで楽しめる「きなこだま」の味、ご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。 |
4月から『はらぺこあおむし』の絵本を繰り返し読んできました。とっても楽しい絵本で、みんなよ〜く見ています。絵本の途中では、「ぼくもチョコレートケーキ食べたことあるー」と教えてくれたり、「ペロペロキャンディーはこうやって食べるの」と実演してくれたこともありました。 ある日、クレヨンで『はらぺこあおむし』のぬり絵をしました。ピッカピカのクレヨンから自分の好きな色を取り出して、思い思いに塗りました。「あおむしは緑色なんだよね」と絵本のように塗る子、クレヨンを縦横に動かして、「できたー!」とうれしそうに持ってくる子、いろんな色で塗ったカラフルなあおむしと、個性あふれるあおむしが完成! また、ちょうちょは絵の具で塗りました。「絵の具」と言ったら子どもたちは大喜び。「赤と緑(?)で紫になったよ! もう一回やってみよう」と、色を混ぜると変わっていくこともわかり、とっても楽しんでいました。このあおむとちょうちょ、それからりんごで製作帳が完成! みんなとってもステキに仕上がりました。 |