4月の保育も終わりに近づきました。初めの1週間とはまったく違って、すっかり落ち着いた日々を過ごせるようになりました。 お母さんと別れるのが悲しくて泣いていた子どもも、「いっぱい遊びたいから、遅くお迎えに来て!」と言うようになったとか。園で先生やお友達と遊ぶ楽しさを見つけて、毎日楽しく遊べるようになったのでしょう。 進級した年中の子どもたちも、3月までは年少で手をかけてもらったのに、1か月後には急にお兄さん、お姉さん扱いをされて、自分のことはがんばってやらなければならなかったり、下駄箱やロッカーの場所が変わったのでもとのあか組のロッカーに行ってしまったり、戸惑うことばかりでした。でも、旧あか組のピクニックはとても楽しかったようで、き組になったことを実感したようです。 みどり組は、かなりハードなみどりの広場へのピクニックに行って、坂道もきびしく大変でしたけれど、みどり組だったから行くことができたという達成感を感じたようです。それぞれ新発見をして、毎日を楽しみにしています。5月になれば、どろんこ遊び、だんご虫探し、さなぎが蝶になっていく瞬間など、感動的な新発見が待っています。 |
天候もみんなの健康も守られ、全員でピクニックに行くことができました。まず、歩いて飯田岡駅へ。飯田岡から塚原までは電車に乗り、そこから歩いていきました。「みどりの広場」と塚原駅に自分で色を塗った地図をポケットに入れ、時々確認しながら進み、「今、川の隣を歩いているんでしょ」「あ! さかえばしだ!」と、とっても楽しく歩いていきました。しばらく歩くと坂道が続き、「あ〜、もうだめだ」「先生、まだぁ?」と苦しくなってきました。そこで地図を見て、「今ここだから、あとこのくらい」と話すと、わかって少し見通しがついたようでした。「大変だけどがんばれる!」「アセロラドリンク飲んだから平気」と頼もしい声が聞かれ、お友達の言葉に励まされ、がんばろうと登っていく姿に、私もうれしくなりました。無事到着し、「すごいね。ここはみどり組じゃなくちゃ登れないね。さすがだね」と話すと、うれしそうでした。大変だけどがんばってきたことが自信になったことと信じています。 その後、お弁当、おやつもおいしくいただき、思いっきり遊んでとっても楽しい時となりました。 |
新学期始まり、もうすぐ1か月がたとうとしています。子どもたちの表情も、緊張が取れて明るくなり、遊び方もとても大胆になりました。頑丈な積み木のおうちを作ったり、10人単位でたたかいごっこをしたり、どこまでも長くレールを作ったり、思い思い好きな遊びを楽しみ、集中しています。そんな中で、「貸して」と小さいお友達が来ると、張り切って「いいよ」と言ってあげたり、ものすごく複雑な顔で悩んでから貸してあげて、「ぼく、き組だから」と自分で考えて納得したりしている姿もありました。黄色のバッチが子どもたちにパワーを上げているのです。 新しいお友達、新しい仲間関係でも、去年自分がしてもらったことを思い出して、小さいこの手をとってあげている黄組さん。今まで先生やお兄さん、お姉さんに手をかけてもらっていたのが、突然その手がなくなって、き組さんなりの心細さがありますが、その分、小さい子を思いやることや「できるんだ!」という自信が大きくなっています。そんな子どもたちを励まして送ってあげてください。 |
新生活、新しい環境に戸惑いながら、毎日がんばって登園している子どもたち。 大好きなお母さんと離れるのが嫌で、入園当初はよく泣いていた子も、すっかり涙を見せないようになり、1か月の大きさ、その成長を感じずにはいられません。 最近では、それぞれが楽しい遊びを探り、見つけ出し、自ら遊び始めています。それは、レール遊びであったり、ブランコ、たたかいごっこ、積み木……一人一人まったく違っています。ところがこの時期、あか組さんのみならず、き組さんもみどり組さんも、そして先生たち(!?)も、みんなそろって楽しみにしている時間があります。 それが「おやつタイム」です。おやつといっても、ラムネ一粒の日、小さなおせんべい1枚の日、ビスケット1枚の日と、本当にわずかな量なのですが、どうやら子どもたちにとって、重要なのは量ではないようです。 先生に手のお皿に載せてもらい、みんなで同じ喜びを感じながらほおばるおやつはとにかく格別。この時期の子どもたちにとって、それは最高の楽しみであり、「シフクノトキ」のようです。 |