きれいな花に彩られて美しく、命にあふれて心はずむ。この時期の新しいスタートは希望がいっぱいです。 在園の子供たちは早く登園する日を待ちわびていました。新しいバッチで胸を張って登園する子供たちの姿に毎年頼もしさを覚えます。新入の子供たちにとっては何もかも初めてです。子供なりに大きな期待をもって入園式の日を待っていたでしょうか。 今この年齢の子どもたちにとって何がいちばん必要なのかを考えますと、人間関係の基礎を作り、だれとでも上手にコミュニケーションをし、楽しい交わりができる子供になってほしいと願います。最近は、核家族や兄弟が少ないこともあるのでしょうか、お母さんも忙しい中にあって、家族の会話があまりないことを聞きます。園では、まず初めに「あいさつ」がしっかりできる子供になってほしいと願い、親に対して、先生に対して、友達に対して、気持ちよくあいさつをすることができるように心がけていきます。言葉遣いも大切なので、きれいな言葉遣いでお話ができるよう、先生とともに心がけていきたいと思います。 よろしくご協力ください。 きくこ
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ずっとあこがれていた緑色のバッチを自分の胸につけ、新年度を迎えた19人の子供たち。子供たちは今何を思うのでしょうか……。 はたから見れば、「バッチの色が黄から緑になった」、ただそれだけのこと。しかし、こひつじ学園では、「みどり」は一番上の、何でもできる優しいお兄さん、お姉さんを意味します。あこがれの存在になった今、多くの子供たちがいろいろなことに対して「やるぞぉ〜!!」とやる気に満ちているのではないかと思います。今年度はその「みどり」の力をチャレンジする力に変えていかれればと思っています。 人にはそれぞれ違えど、苦手なことや嫌なものがあるかと思います。苦手なことは避けて通りたくなることもあるでしょう。でも、生きていくうえで避けて通れないこともたくさんあります。そんなときに、苦手なことにも一生懸命になれるように、「嫌だけれど、ちょっとやってみようかな」という思いになれるように、一人一人とかかわりを持っていかれればと思っています。 1年間、どうぞよろしくお願いします。 だいすけ
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あか組からの13名に新しく7名の仲間が加わり、今年は20名でスタートするき組です。 新入の子供たちは、大好きなお母さんから離れて一人で集団生活に入らなければならず、ドキドキする気持ちと、もう大きくなったからこひつじ学園にいくんだという希望を胸に歩み始めることでしょう。緊張しながらも、園での生活の流れを一つ一つ覚えて楽しみを見つけられるよう見守り、支えていきたいと思います。進級の子供たちは、き組になった喜びを感じるとともに、今までとは園の雰囲気がガラリと変わり、中には不安や戸惑いを感じる子供たちもいることでしょう。一人一人の子どもたちの心の変化を受け止めていきたいと思います。 大きくなったという喜びと踏み出していこうとする思いが、20名のき組の子供たちそれぞれに大なり小なりあることでしょう。その思いを大切にし、共に喜び、ステップアップできる機会となればと思っています。 この1年、子供たちがいろいろなお友達の存在に気づき、お友達と一緒にいることの楽しさを遊びを通してさらに知ることができたらと思います。また、小さなことでも「できた!」という気持ちを認めてあげて、自信を得て、また新しい挑戦ができるように、子供たちとかかわっていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 さちえ
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ご入園おめでとうございます。 ランドセルも園服も何だかおかしいくらい大きく見えるかわいらしいあか組さん9名を迎え、これからどんな1年になるか楽しみです。 『バーバパパのいえさがし』という絵本をご存じでしょうか? おばけのバーバパパは家族と一緒に、自分たちにピッタリの家を探し、最後は自分たちの個性に合ったすてきなおうちを作るというお話です。 このあか組の子供たちも、園で自分の居場所を見つけて、そこから自分らしさを発揮して、園生活を楽しめたらと思います。まずは場所探し。おままごと、砂場、先生のおひざ。最初は不安いっぱいの子供たちだと思いますが、安心できる場所を一緒に探していかれたらと思います。 まず、帰ったら笑顔でギュッと抱きしめてあげてください。少しずつ成長していく子供たちをゆっくり見守っていきましょう。 1年間、どうぞよろしくお願いします。 れな
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