2学期もあっという間に終わりです。今年はインフルエンザの流行が早くて、早々に見舞われてしまいました。クリスマス前で心配しました。1週間ずれていたらクリスマスもできなかったと思うと、神様が最善にしてくださったことを感謝しました。 当日は天候も祝され、穏やかな日でした。礼拝堂に園児、その祖父母や父母など130人ぐらいの方がたが集まった賛美礼拝には感動しました。たくさんの賛美歌、みことば、みどり組の「きよしこの夜」のハンドベルの音色が礼拝堂いっぱいに響き渡りました。 祝会は園舎に移って行なわれ、各クラスとも練習のときには見られなかったがんばりを見せてくれてびっくりしました。あか組は何をしてもかわいいのですが、あか組らしいかわいらしさでした。き組はさすが1年上のお兄さんとお姉さんで、まとまりのある合奏でした。みどり組のハンドベルも真剣そのもので取り組み、バッチリ決めたあたりはさすがみどり組でした。全園児によるページェントも、長いストーリーをみんなでがんばれて、それぞれの1年間の成長の大きさに感動しました。また、祝会終了後の片づけの手早さは、父母の皆さんに感謝しました。 にじの丘のキャロリングも、涙を流して喜ばれるお年寄りの姿を見て子供たちもうれしかったと思います。大事な経験をさせていただきました。 |
プレイデイの太鼓、ハンドベルもそうですが、クリスマスページェントは子供たちにとって大きな憧れです。それぞれの子供にページェントに対する思いがあり、練習は役決めからスタートしました。「私はマリヤ様っ!」「博士はオレがやる!」と強く意気込む子の姿が印象的でしたが、役の人数には限りがあり、結局思いどおりの役を得ることができず、「我慢すること」から練習が始まった子も……。そのときには現実を受け入れられなかった子が、次の練習の時には気持ちを切り替えて、自分に与えられた役を一生懸命演じる姿はさすがみどり組! 感動的でした。 練習そのものは本当に楽しく取り組んでいて、「今日ページェントやる?」「服(衣装)着るの?」ということばがよく聞かれたり、練習時間以外にもいろいろなところでページェントごっこが見られたり、歌を口ずさんでいたり、当日を心待ちにするようすがうかがえました。 クリスマス当日、参加できなかった子がいたことがなんとも残念で仕方ありませんが、その子の我慢に、そして練習の成果を発揮して堂々と舞台に立った子供たちに心から拍手を送りたいです。 |
今年もき組はページェントの中で星になり、「キラキラ星」をハンドベルで演奏しました。だれがどの音(というより色)になりたいか考え、じゃんけんで勝負しました。じゃんけんで負けて泣いてしまう子、泣きたいのをぐっとこらえて我慢する子とさまざまでした。大泣きしても我慢しなければならないことがちゃんとわかって、次のときには嫌がることもなく、みんな自分の決まった音で練習できました。それからは、音楽の時間をとても楽しみに過ごしてきました。我慢した心は目に見えず、演奏を聴いてもわかりませんが、とても尊く、イエス様に喜ばれることと思います。き組になったばかりよりも、子どもたちの心が一人一人成長し、変わっていることを改めて感じ、とてもうれしくなりました。 クリスマス当日は、たくさんのお客さんを前にしていつもより緊張気味でしたが、ハンドベルで楽しく「キラキラ星」を演奏できました。また、合奏の「聖者の行進」は、とても楽しそうに楽器を鳴らす子供たちの姿に、こちらまで楽しくなりました。子どもたちもきっと、自分たちができたことを実感してうれしかったと思いますし、自信になっていくことと信じています。 みどり組のページェントをしっかりいつも見ていた子どもたちの中には、もう「来年は……」という夢が広がっているでしょう。 |
12月と言えばクリスマス祝会。小さなあか組さんもこの「初舞台」に向けて、ページェントの羊役と太鼓を練習してきました。太鼓の曲は「おうまれだイェスさま」です。初めて太鼓をたたいたときは、「みどり組の太古みたい。えっ、二つも太鼓がある!」とうれしそうに練習しました。星のシールを貼ったりして自分だけの太鼓を作って本番に臨んだあか組さんたちは堂々と演奏していました。ページェントの練習も、毎回あの羊の帽子をかぶり、き組やみどり組のお兄さんとお姉さんたちから「かわいい!」なんて声援を受けてがんばっていました。そんな声援で得意になって歌う9匹のこひつじさんたち。本当にかわいらしかったです。 毎日がそんなクリスマスムード一色でしたが、新しい賛美歌とみことばを覚えていき、礼拝で「本当のクリスマス」のお話を真剣に聞く子供たちの姿に大きな成長を感じました。今回はインフルエンザがはやってお休みする子が多く、大ピンチの中も通りましたが、それを乗り越えて無事にクリスマス祝会を終えることができ、感謝でした。 |