みどり組になったらお泊まり会があると、ドキドキわくわくの子供たち。どの子も、大好きなお父さんお母さんから離れて幼稚園に泊まるのは初めてです。7月に入ったころから、いよいよ具体的にやりたいことやメニューなどについて話し合ってきました。みんなで考えて決めていくうちに子供たちの期待も高まり、みんな楽しみにしてきました。そんな中、この7月は夏かぜが流行して心配でしたが、当日は守られて全員でお泊まりすることができ、本当に感謝でした。 |
初めに礼拝をしました。7月のみことば、「光の子どもらしく歩みなさい」をみんなばっちり暗唱しました。15人全員がお泊まり会に参加できたことを感謝し、これからの二日間が守られるようお祈りしました。 |
おやつタイムでは、ゼリーのふたに印刷されたドラえもんの顔がそれぞれ違っていて、「私のは目がハート」「あ! おんなじ」「ぼくのはぶどう食べてるよ」「見せて」と盛り上がり、おいしく楽しくいただきました。 |
お買い物グループに分かれて、夕食と朝食の材料を買いこみました。帰りは、傘に加えて買った荷物もがんばって持ってきました。 |
なかなかむけないじゃがいもの皮むき。目にしみる玉ねぎを細かく切るには苦労しましたが、力を合わせて楽しくクッキング。。 |
台所からカレーのいい匂い。先生たちが隠し味にいろいろなものを入れてくれて、カレーはさらにおいしくなりました。みんなで作ったカレーライス最高! おかわりもたくさんしました。 |
探検に行く予定でしたが、あいにく外は雨です。それなら……。「ハンカチ落とししたい!」すぐに決まり、お部屋の中でとっても楽しく盛り上がりました。 |
それから探検。家から持ってきた懐中電灯を首から下げて、暗くなった礼拝堂やバルナバルームへ。いつも見ている場所も懐中電灯で照らすとなんだか違って見えました。 その後はきもだめし。コースは、テラス→職員室→バルナバ→ギャラリー→トイレ前→サムエルルーム→ゴールのヨセフルーム。電気はヨセフルームとトイレの前だけ。途中でれな先生とゆき先生にタッチするルールです。初めは「一人じゃ行けない」と言っていた子も、 やっぱやってみる」と挑戦しました。怖くて泣きながら最後までがんばって歩いてきた子もいました。しかし、みんな次の日には「きもだめし楽しかったからまたやりたい」と、今度は大島でもきもだめしをしようということになりました。 その後、一時的に雨がやみ、テラスで花火もできました! 「きれーい!」と喜ぶ子供たちでした。 |
花火のあとは歯磨き、その後、シャワー室で先生に体を洗ってもらい、1日の汗を流してさっぱりしました。 最後に、今日1日守ってくださった神様に感謝し、寝ている間も守ってくださいとお祈りしました。大好きなお友達とぬいぐるみと一緒におやすみなさい。 「おやすみなさい」と言ったらあっという間に眠りつく子。みんなの寝息を聞きながら、なかなか眠れない子。突然お母さんが恋しくなる子。先生たちに背中をとんとんしてもらいながら、みんな無事に眠りにつきました。それからはころころっと床の上。お友達とくっついたり離れたり、大移動が始まりました。 |
無事お泊まりできたね。 布団も自分たちで片づけます。「よいしょ、よいしょ」「ぼくたち力持ちだから、いっぱい運べるよ」 |
朝ごはんもみんなで協力して作りました。サンドイッチにおにぎりにぎょうざをペロッと食べてしまいました。 |
最後に礼拝し、神様が支えて守ってくださったことに感謝しました。これからも、どんなときもお祈りして乗り越えられるねと、先生が教えてくれました。 そして帰り道。大きな荷物とともに、お泊まりできたという大きな自信を持って帰ったのではないでしょうか。 |
この二日間は子供たちにとって大冒険。みどり組だからできる喜びでいっぱいな中にも、緊張と不安が多かれ少なかれあったのではないかと思います。不安な気持ちもぐっと我慢して乗り越えた子供たちにとって、仲間の存在が大きかったと思います。「今度○○するってよ」「ここで寝ていいよ」「こっち持ってやるよ」などなど、相手を思いやることばがたくさん飛びかい、助け合った子供たちでした。雨で予定どおりにできなかったことがたくさんありましたが、子供たちが不満ではなく笑顔と楽しさでいっぱいだったことを本当にうれしく思います。お泊まりできたことは、きっと大きな喜びであり、思い出に残る楽しい時となったことでしょう。おうちでも「できた!」という喜びをしっかり受け止め、ほめてあげてください。きっと次に挑戦する力となっていくことでしょう。 |