11月は子供祝福式があります。小田原教会の礼拝堂に行って一人一人牧師先生に祝福のお祈りをしていただき、祝福のスプーンのプレゼントがあります。 そのスプーンは、聖書に出てくるお話から五つのパンと2匹の魚がデザインされています。イエス様が五つのパンと2匹の魚で5000人を養ったというお話です。そのパンと魚を提供したのは一人の少年した。イエス様は少年の大事なお弁当を手に取り、感謝の祈りをささげ、人々に分け与えられました。すると人々は満腹したのです。男だけで5000人ですから、女や子供たちを入れればその倍もいたでしょう。わずかなパンと魚ですが、イエス様によって分け与えられるとおなかも心も満たされ、少しも無駄にしないようにパンくずを集めると12のかごにいっぱいになったところが感動です。イエス様が私たちのためのご自分の命を与えてくださった愛を思い、観劇します。 和食の料理人によれば、料理の基本は素材の味を生かすことで、そのために入念な下ごしらえをするそうです。料理人の役目は素材を生かすために手を添えることだとのことです。私たちもイエス様の愛をいただいて、一人一人の子供たちの持ち味が無駄にならないように、生かせるように祈り、励みたいと思います。 |
この秋も、香川さんのご厚意でさつま芋掘りをさせていただきました。二人組で手をつないで仙了川沿いを歩いていくと、鴨がお散歩しているのがよく見えました。お友達と楽しくおしゃべりしながら畑に向かいました。 畑では香川さんが笑顔で子供たちを迎えてくださいました。そして、さっそくお芋掘りが始まりました。つるの下の土を掘っていくと、中からお芋が出てきました。時にはミミズや幼虫が出てきて「キャー!」「何これ?」と大騒ぎ。でぶっちょお芋、長いお芋、いろいろな形のお芋が掘れました。「もぐらいも! 見て!」「かわいい〜!」とみどり組の子供たちは、ちょうど今月読んだ『もぐらのホリーともぐらいも』の絵本に出てくるもぐらいもにそっくりなお芋をたくさん見つけて大喜びでした。 自分で掘ったたくさんのお芋をビニール袋に入れて、がんばって園まで持ち帰りました。その日のうちにきくこ先生が蒸してくださり、掘りたての甘くてホクホクのお芋を味わいました。また、仲良しランチでは、だいこん、にんじん、さつま揚げ、こんにゃく、ちくわをみんなで小さく切ってさつま芋と一緒に入れ、芋汁を作りました。みんなとても喜んで秋の味覚を味わい、楽しいひと時でした。 |
今月はクラスの活動に『クレヨンのくろくん』を何度か読みました。色とりどりのクレヨンたちが絵を描いている中、「どうしてぼくってこんな色なんだろう……」と仲間に入れてもらえず、寂しいくろくん。そんなくろくんが自分にしかできないことを見つけてみんなと仲良くなることができたお話です。き組のみんなはこのお話が大好き。くろくんと同じようにみんなもスクラッチ画を描いてみることにしました。 まず画用紙に黒と白以外の好きな色で好きな模様を描いて塗りつぶします。「あー、疲れた、腕痛い」なんて言いながらもこだわって細かい模様をたくさん描く子、時間いっぱい一言もしゃべらず集中して書く子など、描き方はそれぞれですが、みんな楽しんで塗れました。次はくろくんの出番。塗りつぶした絵を黒のクレヨンでさらに塗りつぶし、真っ黒にしてしまうのです。 その次がお楽しみの時間で、黒いキャンバスにつまようじで好きな絵を描いていきます。絵本のイメージがある子は花火を描いたり、大胆な子は全部削って元の絵を浮き出させたり、一人一人の個性が光る作品になりました。くろくんみたいに、自分らしさや個性をいつまでも大切にしてほしいという願いをこめての活動でした。 |
だんだんと寒くなってきました。でも、子供たちは毎日元気に遊んでいます。子供は風の子って本当ですね。 さて、10月のあか組さんはクラスの活動で工作を2回しました。「タコ」と「キラキラバッグ」です。お絵かきも大好きなあか組さんですが、やはり遊べるものを作れるとなると、いつもより「やりたい!」の気持ちが強く、目をキラキラさせていました。キラキラバッグ作りでは、段ボールを丸く切ってクレヨンで自分の好きな色を塗ったものと金の折り紙をバッグにつけて完成です。金の折り紙を長く切る子や細かく切る子と、それぞれオリジナルのバッグを作りました。 タコ作りでは、紙を輪っかにし、ピンクの紙に切り込みを入れて足を作り、その足と緑のしっぽを輪っかにつけ、最後に好きな色のスズランテープ(持つところになります)をつけたら完成です。作り終わると、できたタコを引っ張って遊びました。散歩するようにゆっくり歩いたり、友達と競争したり、お母さんダコや子供ダコを決めてままごとのように遊んだりと、それぞれ自分のタコと一緒に楽しんでいました。また、遊べる工作で楽しみたいです。 |