楽しかった園生活の中で、友達の行動や思いを今まで何も感じずに楽しく過ごしていたのに、ふと自分のことを考え、相手のことを見ると、自分の思っていることと違うと感じ、嫌だったり、物足りない思いだったり、目に見えない心の動きに気づく時期でもあります。自分の思いだけではなく、人のことを思いやる心の養われるときです。友達の気持ちに気づき、自分の気持ちを表現し、そこから新しい発見をしながら、園生活が広がっていくことを願っています。 |
「どろんこあそび」の日。子供たちはどろんこ着に着替え、裸足で園庭に出て遊びます。慣れたみどり組の子供たちは、登園するなり砂場で大きな砂山を作って準備し、どろんこ遊びが始まると、その砂山を中心に川やトンネルを作って、遊びを広げていきます。き組、あか組の子供たちも、そんな大きな砂山や川に興味を持って一緒に作ったり、川に足を浸して「気持ちいい!」と感触を楽しんだりしています。また、女の子たちを中心にどろ団子作りも人気で、何個も作って楽しむ子やお皿にちゃんとのせて葉っぱや木の棒をさして「はい、食べて!」と先生にごちそうしてくれる子もいます。土の感触を味わい、豊かな想像力を発揮して楽しいひとときを過ごしている子供たちです。 |
お誕生会のお菓子は、毎月それぞれのクラスが順番に作ります。5月はき組の担当です。き組は、プレーン生地とココア生地を混ぜたマーブルクッキーをみんなで作りました。白と黒が混ざっている生地を手でコロコロと丸くし、パンパンと叩いて平らにします。生地を平らにしたら、ミックスゼリーで飾りつけです。「宝石みたいー!!」とゼリーを見て大喜びで楽しく飾りつけをしました。お楽しみのクッキーの味見は、「おいしい!」とニコニコ。楽しいときになりました。 |
あか組でしゃぼん玉の歌を歌ってみました。「あ〜、知ってる」と一緒に歌い出す子もいました。そして、「しゃぼん玉やったことあるよ」と口々に言い出しました。「これからみんなでやってみようか」と投げかけると「やるー」とみんなのってきました。思い切り吹いてたくさんのしゃぼん玉ができるのを見せてくれる子、ゆっくり大きなしゃぼん玉を作ってうれしそうな子。何といっても楽しいのは、自分のしゃぼん玉を追いかけて壊すこと。キャーキャー言いながら吹いては壊し、吹いては追いかけ、みんなにこにこ笑顔で喜んでいました。いろいろな楽しい活動を一緒にし、共感し合い、クラスみんながさらに親しくなっていくようにと願っています。 |